離婚歴があること、子どもがいること。プロフィールに書くかどうかで、毎回少し手が止まる。
書けば減るかもしれない。でも書かずに進めて、後で話すほうがつらい。マッチングアプリを使っていると、この往復をどこかで必ずやることになります。
マリッシュは、その前提を先に共有できる設計になっているアプリです。相手が離婚歴や子どもの存在をどう考えているかを、やりとりを始める前にある程度知ることができます。
この記事では、公式サイトに書かれている内容だけを使って、マリッシュがどういうアプリなのか、どんな人に向いていて、どんな人には向かないのかを整理します。
マリッシュはどんなマッチングアプリか
「いろんな恋と婚活」を掲げている
公式サイトには、マリッシュが想定している場面がそのまま並んでいます。
恋活、婚活、再婚、シンママ・シンパパ婚、中年婚、年の差婚、地方婚。
再婚専用アプリだと思われがちですが、公式の書き方はもう少し広いです。公式サイトにも「未婚・初婚の方はもちろんのこと、再婚者・シングルの方も安心してご利用いただくために」という記載があります。ただ、離婚歴や子どもの存在が前提として織り込まれているという点が、他のアプリと違います。
会員数は400万人を突破
公式のお知らせによると、2025年6月1日に会員数400万人を突破しています。
これは累計の登録者数であって、いま活動している人数ではありません。他のアプリの「会員数」も同じ数え方をしていることが多いので、比較するときは同じ性質の数字として扱ってください。
利用できるのは18歳以上です。
安全面の取り組み
公式に挙げられているのは次のとおりです。
- 身分証明書による年齢の確認
- 24時間365日のサポート・監視体制
- 実名ではないニックネーム制
- 連絡先を交換せずにビデオ通話ができる
2025年7月には、マイナンバーカードの公的個人認証サービス(JPKI)を使ったオンライン本人確認も導入されています。
リボンマークは「男性が買うもの」です
マリッシュを語るときに必ず出てくるのがこれです。ただ、仕組みを正確に説明している記事は多くありません。

付けるのは男性側
公式ブログには、はっきりこう書かれています。
📝 公式ブログの記載
- 「リボンマークは「再婚者・シングルマザーに対する理解を示すマーク」として位置付けられており、男性はポイントでこのマークを購入することができます」
つまり、リボンを付けているのは、理解を示している男性のほうです。シングルマザー本人が付けるマークではありません。ここを逆に理解している人がかなり多いところです。
💡 女性側は買う必要がありません。探すときに見る側です。
何が変わるのか
プロフィールを見た時点で、相手のスタンスが分かります。
離婚歴を書くかどうかで悩んで、書いて、いいねが減って、それでも来てくれた人と話す。この順番を踏まなくてよくなります。最初から、理解を示している人を見て回れるわけです。
「子どもがいるって言ったら引かれるだろうか」と考えながらメッセージを打つ時間が、単純に減ります。
どこで見つけるか
リボンは、購入した男性のプロフィールに表示されます。相手のプロフィールを開いたときに確認する形です。
男性側の購入場所も公式に書かれていて、ログイン後のマイページ下部にある「リボンキャンペーン」のバナーから買えます。
ただし、審査ではなく自己申告です
ここは正直に書いておきます。
リボンは、ポイントを払えば誰でも付けられます。運営が相手の考え方を審査して付与しているわけではありません。
⚠️ 意思表示であって、保証ではないということです。リボンがあるから安心、と丸ごと預けてしまうのは違います。あくまで最初の絞り込みに使う材料だと考えてください。実際にどう考えているかは、やりとりの中で確かめる必要があります。
売上の一部が寄付されている
公式によると、リボンマークの売上の一部は支援団体へ寄付されています。公益財団法人 東京都ひとり親家庭福祉協議会などへの寄付が、3ヶ月に1度のペースで2023年から継続して記録されています。
声プロフとビデオ通話
マリッシュには、他のアプリであまり見かけない機能が2つあります。
声プロフ
自分の声を録音して、プロフィールに載せられる機能です。相手の声も聴けます。
写真と文章だけだと、相手の雰囲気はなかなか掴めません。話し方のテンポや声の調子は、会って初めて分かる部分でした。それを会う前に確認できるようになります。
文章を書くのが得意ではない人には、特に効く機能だと思います。
ビデオ通話
アプリ内でビデオ通話ができます。連絡先を交換しなくても使えるのがポイントです。
LINEを教えるのはまだ早い、でも会う前に一度話しておきたい。この段階で使えます。写真と実物が一致しているかも、ここで分かります。
子どもがいて、そもそも外出のハードルが高い人にとっては、この2つがあるだけで進め方が変わるはずです。利用条件の細部はアプリ内の案内で確認してください。
そのほかの機能
- 理想のお相手検索(年齢・職業・居住地などの条件で絞る)
- グループ検索(共通の趣味趣向の相手を探す)
- 特別プロフィール(通常より詳しい情報が見られる)
女性が無料でできること
女性読者の方は、ここだけ読めば判断できます。
メッセージまで完全無料
公式に「女性は無料でご利用いただけます」と明記されています。男性と違い、メッセージのやりとりに課金は必要ありません。
いいねは毎月10件
公式の機能比較表によると、無料会員に毎月付与されるいいねは10件です。
ここを増やしたい場合は、プレミアムオプション(1ヶ月3,000円)に入るか、ポイントを購入することになります。ただし最初から必要なものではありません。月10件を、リボンのある相手に絞って使えば十分回ります。
やることの順番
- 無料登録して年齢確認を済ませる
- プロフィールを作る(離婚歴や子どもの有無はここで書く)
- 声プロフを録音する
- リボンのある相手を中心に、月10件のいいねを使う
- マッチングしたらメッセージ、会う前にビデオ通話
課金の判断は、この流れを一周してからで構いません。
男性の料金は、WEBとアプリで1,000円違います
ここは知らないと損をするので、はっきり書きます。

マッチングまでは無料
男性も、登録からマッチングまでは無料です。マッチング後にメッセージをやりとりするところから月額会員が必要になります。
月額会員の料金(税込)
💰 WEB版から申し込む場合
- 1ヶ月プラン:3,800円
- 3ヶ月プラン:8,800円(月2,933円)
- 6ヶ月プラン:14,800円(月2,466円)
- 12ヶ月プラン:19,800円(月1,650円)
💰 iOS・Android版から申し込む場合
- 1ヶ月プラン:4,800円
- 3ヶ月プラン:10,800円(月3,600円)
- 6ヶ月プラン:15,800円(月2,633円)
- 12ヶ月プラン:22,400円(月1,866円)
1ヶ月プランで1,000円、12ヶ月プランで2,600円の差があります。提供されるサービス内容は変わらないと公式に明記されているので、WEBから申し込んだほうが得です。
長期プランは一括払いです
月額換算で書かれていますが、3ヶ月以上のプランは一括の支払いです。12ヶ月プランの「月1,650円」は、19,800円をまとめて払った場合の割り算であって、毎月1,650円ずつ引き落とされるわけではありません。
途中でやめても、残りの期間分が戻ってくるとは限りません。最初から長期プランを選ぶかどうかは、1ヶ月使ってから決めても遅くありません。
解約は、申し込んだ場所で行います
⚠️ WEBから申し込んだならWEBのマイページ、アプリから申し込んだならApp StoreまたはGoogle Playの定期購読の設定です。申し込んだ窓口とは別の場所で解約しようとしても止まりません。自動更新のタイミングもあるので、やめると決めたら更新日より前に手続きしてください。
月額会員で変わること
- マッチング相手とメッセージし放題
- 毎月のいいねが10から40に増える
- 相手がもらったいいね数が分かる
- グループ内の絞り込み検索
- 「メッセージ好き」の相手を検索できる
プレミアムオプションは別料金
さらに機能を増やす「プレミアムオプション」があり、これは月額会員とは別に費用がかかります(1ヶ月3,000円)。既読表示、特別プロフィール見放題、オンライン表示を隠す機能などが付きます。
両方を別々に買うと1ヶ月6,800円ですが、セットプランなら6,400円(WEB版)です。400円安くなります。
とはいえ、最初から全部入る必要はありません。まず月額会員で試して、足りなければ足す、で十分です。
「平均4ヶ月」の正しい読み方
公式トップに「マリッシュでは平均4ヶ月で素敵なカップルができています」と書かれています。これは注釈まで読む必要があります。
📝 公式サイトの注釈
- 「退会者アンケートで「marrishで恋人ができた」を選択した男性の平均ご利用期間。2022年12月〜2023年11月時点」
つまり分母は、恋人ができて退会した男性です。登録した人全体ではありません。
「登録すれば平均4ヶ月で恋人ができる」という意味ではなく、「うまくいった男性は、平均すると4ヶ月くらい使っていた」という読み方が正しいです。
集計期間が2022年12月から2023年11月なので、いまから数年前のデータでもあります。
💡 数字としては公式に出ているものですが、分母を落とすと印象が変わります。他のサイトでこの数字を見かけたときも、そこを確認してください。
向いている人・向いていない人
✔️ 向いている人
- ✅ 離婚歴や子どもの存在を、やりとりの前に共有しておきたい
- ✅ 相手が再婚や子持ちをどう考えているかを先に知りたい
- ✅ 文章より、声や話し方で人柄を伝えたい
- ✅ 会う前にビデオ通話で雰囲気を確かめたい
- ✅ 子どもがいて、外出の予定を立てにくい
⚠️ 向いていない人
- ❌ とにかく若い層と出会いたい
- ❌ 初婚同士にこだわりたい
- ❌ 男性で、無料の範囲だけで進めたい(メッセージから有料)
- ❌ 機能をフルに使いたいが、追加費用は出したくない
最後の点は補足します。月額会員とプレミアムオプションが別料金なので、全部入りにするとセットプランで月6,400円になります。他のアプリの単一プランと比べると高く感じるはずです。ここは料金体系の性格として理解しておいてください。
登録から活動開始までの流れ
1. 無料登録する
電話番号、メールアドレス、Apple、LINEから登録できます。女性はこの先もずっと無料です。
2. 年齢確認を済ませる
身分証明書による年齢確認が必要です。マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認にも対応しています。
3. プロフィールを作る
離婚歴や子どもの有無をどう書くかは、ここで決めます。マリッシュは前提が共有されている場所なので、隠す必要はありません。
書き方に迷うなら、事実を淡々と書いて、そのうえで今どんな生活をしているかを足すのがいちばん伝わります。
4. 声プロフを録音する
ここを飛ばす人が多いのですが、やっておく価値があります。文章で伝わらない部分が伝わります。
5. リボンのある相手を中心に探す
再婚や子どもについて理解を示している相手を、先に絞り込めます。無駄な往復を減らせるのが、このアプリのいちばんの利点です。
ただし前に書いたとおり、リボンは自己申告です。最終的な判断はやりとりの中で。
6. 会う前にビデオ通話を使う
連絡先を交換せずに話せます。一度話しておくと、当日の緊張がかなり減ります。
🔗 あわせて読みたい
まとめ
マリッシュは、離婚歴や子どもの存在を前提として織り込んだうえで作られているマッチングアプリです。会員数は400万人を突破していて(累計の登録者数)、利用は18歳から。
いちばんの特徴はリボンマークです。これは「再婚者・シングルマザーに対する理解を示すマーク」で、ポイントで購入して付けるのは男性側。女性は買う必要がなく、探すときに見る側です。ただし審査ではなく自己申告なので、最初の絞り込みに使う材料だと考えてください。
声プロフとビデオ通話も、他のアプリではあまり見ない機能です。会う前に相手の雰囲気を確かめられるのは、外出の予定を立てにくい人ほど効いてきます。
女性はメッセージまで完全無料で、いいねは毎月10件。男性はマッチングまで無料で、メッセージから月額会員が必要です。WEB版から申し込むとアプリ版より1,000円安くなります(1ヶ月プランの場合)。解約は申し込んだ窓口で行うので、そこだけ注意してください。
「平均4ヶ月」という数字は公式に出ていますが、分母は恋人ができて退会した男性です。全員がそうなるという意味ではありません。
離婚歴があること、子どもがいること。それを毎回説明する手間を減らしたいなら、試す価値のある場所だと思います。
📌 この記事のポイント
✅ リボンマークは「再婚者・シングルマザーに対する理解を示すマーク」。ポイントで買って付けるのは男性側で、女性は探すときに見る側
✅ リボンは審査ではなく自己申告。最初の絞り込みには使えるが、保証ではない
✅ 声プロフとビデオ通話があり、連絡先を交換せずに相手の雰囲気を確かめられる
✅ 女性はメッセージまで完全無料。いいねは毎月10件で、増やすならプレミアムオプションかポイント購入
✅ 男性の料金はWEB版が1ヶ月3,800円、アプリ版が4,800円。同じ内容なのでWEBから申し込むほうが安い
✅ 3ヶ月以上のプランは一括払い。解約は申し込んだ窓口(WEBか各ストア)で行う
✅ 「平均4ヶ月」の分母は、恋人ができて退会した男性。登録者全体の数字ではない

コメント