「去年までは普通にいいねが来ていたのに、最近急に減った」
30代後半になってこう感じている人は少なくありません。やっていることは変えていないのに反応だけが変わると、自分に問題があるのではと思ってしまいます。
先に言っておくと、いいねが減ったこと自体は、あなたの魅力とはほとんど関係ありません。表示される仕組みの問題です。そして仕組みの問題なら、こちらの設定とアプリの選び方で動かせます。
この記事では、35歳を境に何が起きているのかを説明したうえで、何を変えれば結果が変わるのかを整理します。
30代後半でいいねが減るのは何が起きているのか
まず、何が起きているのかを正確に把握しておきましょう。原因が分かれば、打つ手も決まります。

年齢の上限で切られると、そもそも一覧に出ない
マッチングアプリでは、相手を探すときに年齢の範囲を指定できます。男性が上限を35歳に設定していれば、36歳のあなたはその人の検索結果に一件も表示されません。
つまり、プロフィールを見てもらったうえで選ばれなかったのではなく、そもそも見られていないという状態です。判断される手前の話なので、写真や自己紹介文をいくら磨いても、この部分は変わりません。
見られる回数が減れば、いいねも減る
いいねの数は、表示された回数と、見た人が反応する割合の掛け算で決まります。反応する割合が同じでも、表示回数が半分になればいいねも半分になります。
30代後半で起きているのは、たいてい前者の減少です。あなたが変わったのではなく、届く範囲が狭くなっているということです。
ただし、正直に書いておきたいこと
ここで「だから気にしなくていい」と言い切るのは誠実ではないので、データも書いておきます。
IBJが公表している成婚白書2024によると、女性の成婚率のピークは20代から30代前半です。30代後半になると、数字の上では下がります。これは事実です。
一方で、いいねの減り方と、成婚のしやすさの減り方は同じではありません。いいねが半分になっても、結婚まで至る確率が半分になるわけではないということです。
理由は、届くいいねの中身が変わるからです。20代の頃に来ていた大量のいいねは、条件だけを見て送られたものが多く含まれます。30代後半で届くいいねは、プロフィールを読んだうえで送られている割合が高くなります。
💡 数は減っても、実際に会う価値のある相手の割合は上がります。悲観する必要はありませんが、20代と同じやり方を続けても結果は変わらない、というのが正確なところです。
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「量」で勝てないなら「質」で勝つ
いいねの数を20代と同じ水準に戻そうとするのは、現実的ではありません。目指す先を変えたほうが早いです。
100件のいいねより、5件の噛み合った相手
大量のいいねが来ていた頃を思い出してみてください。その中で実際に会いたいと思った人は、何人いたでしょうか。
数が多いことと、良い出会いがあることは別です。30代後半で届く少数のいいねは、あなたのプロフィールを読んで送られている可能性が高い。ここに時間をかけるほうが、結果につながります。
選ぶ側に回る
数が少ないことを不利だと考えると苦しくなります。でも、届いた5件を丁寧に読んで、条件ではなく人柄で選べるようになったとも言えます。
やりとりの本数を絞る
同時に多くの相手とやりとりすると、一人あたりにかけられる時間が減って、どれも中途半端になります。3人程度に絞って丁寧に進めるほうが、会うところまで進みやすくなります。
いいねを取り戻すためにやること
仕組みが分かれば、対策は具体的になります。ここが実際に効く部分です。

自分の検索条件を上下に広げる
まず自分側の設定を見直します。相手の年齢を「同い年〜3歳上」のように狭く設定していると、そのぶん候補が減ります。
上下5歳から8歳程度まで広げると、候補の数が大きく変わります。年上を含めると結婚を具体的に考えている層に届きやすくなり、年下を含めると価値観が近い相手に出会えることもあります。
結婚に対する考えを具体的に書く
ここは多くの人が手を止める部分なので、書き換え例を挙げます。
📝 結婚の時期
❌ そろそろ結婚を考えています
⭕ 2年以内には結婚したいと思っています
「そろそろ」がいつなのか分からないため、真剣に相手を探している人ほど判断を保留します。時期がはっきりすると、同じ時間感覚の人が反応します。
📝 結婚後の生活
❌ 将来のことも考えられる方と出会えたら嬉しいです
⭕ お互いの仕事を続けながら、無理のない範囲で家庭を作っていけたらと思っています
丁寧でも情報がないと伝わりません。生活像が見えると、価値観が合う人が自分から寄ってきます。
📝 子どもについて
❌ 子どもは自然に任せたいです
⭕ 子どもについては希望はありますが、授かりものだと思っているので、相手と一緒に考えていきたいです
デリケートな話題こそ曖昧にせず書いておくと、後で価値観がずれる相手と時間を使わずに済みます。
写真は3年以内のものを2〜3枚
1枚目は、明るい場所で自然に笑っている、顔がはっきり分かる写真。若く見せる加工より、清潔感と表情が伝わることを優先してください。
2枚目以降は、趣味や日常が伝わるものを入れます。カフェにいる、旅先にいる、何かを作っているなど、相手が話しかけるきっかけになる写真です。全身が入った写真も1枚あると、会う前のイメージのずれが減ります。
古い写真は避けてください。会ったときのギャップは、その場の空気を悪くします。今の自分をきちんと写したほうが、結果的にうまくいきます。
自分からも送る
待っているだけだと、年齢で切られた分をそのまま失うことになります。自分から動くと、その制約を回避できます。
無料会員のいいねには上限があるので、1日1回、丁寧に選んで送るのが現実的なペースです。相手のプロフィールを最後まで読んで、共通点に触れた一言を添える。これだけで返信率が変わります。
「〇〇がお好きなんですね。私も週末によく行きます」のように、具体的に触れるのがコツです。
ログインの頻度を保つ
多くのアプリは、最近ログインした人を検索結果の上位に表示します。年齢で絞り込まれても、直近ログインで拾われることがあります。
毎日長時間使う必要はありません。数分でも開いておくと、表示される回数が変わります。
30代後半だからこそ有利になる場所を選ぶ
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
マッチングアプリは、アプリによって平均年齢が20歳近く違います。最も若いアプリは平均22〜24歳前後、最も高いアプリは42〜46歳前後です。
同じプロフィール、同じ写真でも、前者では年齢の上限に近い側になり、後者では中心層になります。うまくいかない原因が、自分ではなく場所にあるという可能性は十分あります。
年齢の下限が決まっているアプリを選ぶ
アンジュは会員全員が30歳以上で、30歳未満は登録できません。30代から50代で会員の約85%を占めます。
若い層と比較される場面が構造的に発生しないため、「35歳まで」で切られる心配がありません。女性は無料で登録できます。
35歳以上が対象のアプリを選ぶ
aikata(アイカタ)は35歳以上を対象にしたマッチングアプリです。まさに30代後半からが中心層になります。
さらに、マッチングが成立する前でも気になる相手にメッセージを送れる設計です。いいねを送って待つ仕組みそのものから外れられるので、「いいねが来ない」という悩みの前提が変わります。女性は基本機能がすべて無料です。
結婚を前提にした人が集まる場所を選ぶ
youbride(ユーブライド)は結婚相談所大手のIBJグループが運営する婚活サービスで、30代が会員の42%を占めます。
本人証明・独身証明の提出状況がプロフィールで確認できるため、相手の真剣度を推測せずに判断できます。成婚退会者の75%は6ヶ月以内にパートナーを見つけているという実績も公表されています。結婚の時期をはっきり決めたい段階なら、ここが最も噛み合います。
まとめ
30代後半でいいねが減るのは、魅力が落ちたからではなく、年齢の上限で表示されなくなっているからです。届く範囲が狭くなっているだけで、あなたが変わったわけではありません。
成婚率という数字だけを見れば、20代から30代前半のほうが高いのは事実です。ただ、その数字は「取り組み方を変えなかった場合」の平均でもあります。条件設定と場所を変えれば、動かせる余地は残っています。
「もう遅いのかな」と思って読み始めた人に、最後に伝えたいのはこれです。遅いかどうかを決めているのは年齢ではなく、いる場所と使い方です。同じあなたでも、場所が変われば結果は変わります。
📌 この記事のポイント
✅ 35歳でいいねが減るのは、年齢の上限で検索結果に表示されなくなるため。判断される手前の問題
✅ 成婚率のピークは20代〜30代前半(IBJ成婚白書2024)。ただしいいねの減り方と成婚のしやすさの減り方は同じではない
✅ 自分の検索条件を上下5〜8歳広げると、候補の母数が変わる
✅ 結婚の時期や生活像を具体的に書く。「そろそろ」ではなく「2年以内に」と書けるかどうかで反応が変わる
✅ アプリの平均年齢は22歳〜46歳と約20歳の差がある。場所を変えるだけで前提が変わる

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